求道者伝道テキスト
カテゴリ: 書籍

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お手伝い
カテゴリ: 書籍
実際は、ベッキーのお手伝いのおかげで、作業が大変になった。彼女の「お手伝い」がなければ、もっと短時間で階段を積むことができただろう。だがその日の終わりに彼が見たのは、新しい階段だけでなく、誇りと達成感ではち切れんばかりになっている娘の姿だった。「私とパパで階段を作ったのよ。」彼女は夕食のときに言った。彼はすぐにそのとおりだね。と言った。
(フィリップ・ヤンシー著 「祈り どんな意味があるのか」より)
Edit / 2016.08.29 / Comment: - / Trackback: - / PageTop↑
感謝
カテゴリ: 書籍
その次の夜、夫を脳腫瘍で亡くした若い未亡人が主催する会に主席した。彼女は、チャックの三十二回目の誕生日になるはずだったその夜、亡き夫の追悼式を開いたのである。私は、彼の手術後の長い闘病生活で二人がどのような苦しみを経験したかを知っていた。リンは夫の残された医療費を支払い、シングルマザーとして二人の子供を育てるという二重の重荷を担っていた。友人の差し迫った離婚のしらせに動揺したまま、私は悪い予感をもってリンの家に向かった。
その夜、私は不平や後悔を一言も聞かなかった。リンは写真を回して、私たちひとりひとりに夫の思い出を語った。私たちは笑い、そして泣いた。リンはギターを引っ張り出して、夫の大好きだった歌を何曲か歌った。彼女は、二人で過ごした楽しかった日々、夫のつまらないギャグ、夫の描いた漫画、病気が進行しているときも仲良くいっしょに歩いたことについて語った。「いつも彼を恋しく思うでしょう。」彼女は言った。「でも、二人で過ごした素晴らしい数年間を感謝すると思います。私にとってチャックは贈り物でした。」
この二夜に、私は人生に対する全く異なる二つのアプローチを見た。ひとつはないものを憤り、より多くを求めている。もうひとつはいのちを贈り物として、感謝とともに記憶すべきものとして祝福している。私はどのような環境にあっても、後者のような心をもつことができるよう神に祈っている。
(フリップ・ヤンシー著 「祈り どんな意味があるのか」より)
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礼拝とは ー N.T.ライト著 「クリスチャンであるとは」 より
カテゴリ: 書籍
・・・真の神、創造者、購い主を礼拝するためのチャンス、
招き、召集が、私たちに差し出されている。
真の神を礼拝するとは、いっそう真の人間になるためなのである。
礼拝は、クリスチャン、クリスチャン生活のすべての中心にある。
神学(神がどのような方かを正確に考える試み)が重要である理由の一つは、
心を尽くし、思いを尽くし、たましいと力を尽くして神を愛することが
私たちに求められているからである。
だから、神はどのような方かを学ぶことが大切になる。
そうすれば、神を正しく褒め賛えることができるからだ。
N.T.ライト著 「クリスチャンであるとは」 より
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「クリスチャンであるとは」、やっと三分の二ほど読み終えました。
Edit / 2015.06.18 / Comment: - / Trackback: - / PageTop↑
真珠のような痛み
カテゴリ: 書籍
それが大して気にならないときもあるのが本当の私です。
そして、自分の真の姿にろくに失望することもない自分に、失望してしまうのです。
この失望感はどこから来るのでしょうか。
今日では、自信の欠如とか、自己受容ができないからだとよく言われます。
そうかも知れません。
しかし、それだけではないでしょう。全く違います。
失望感とはそれ自体が問題なのではなく、より深いところにある問題を反映するものです。
つまり、神が私を造られたときに神が意図しておられた、
本当の自分の姿になっていない、ということです。
それが、御父と共に故郷にいたいと願う、心の中の「真珠のような痛み」なのです。
「あなたがずっと求めていた人生」 ジョン・オートバーグ
Edit / 2015.05.05 / Comment: - / Trackback: - / PageTop↑