神の国を広げる
カテゴリ: 教会とは?
9年ほど前でしたが、、IFGFの友人カレブ牧師が、彼らのの5カ年計画(4カ年だったかな?)について話してくれたことがありました。その一つに、所属牧師の50%を20代にするという目標があり驚かされました。さらに驚かされたのは、当時、40代だったIFGF創設者のジミー・オエントロ牧師が代表から引退して、30代の牧師にトップの座を譲るというのです。40代と言えば一番充実した油の乗った働き盛りの世代です。「力のある時にこそ、次世代を育てるためにそのエネルギーを使うべきだ」と考えていたのではないでしょうか。世代交代を徹底し、それを自ら率先して行っていました。IFGFにはアポストリック・チームと呼ばれる長老格のカバーリングがあり、それが地域教会のリーダーシップを監督しています。引退後、オエントロ牧師は一旦そのアポストリック・チームの平メンバーに退いたのですが、重責を負った後任者の要請があり、現在はトップに復帰してます。「今期を持って代表職から退くので、後は自分たちでやりなさい」と宣言しているとのことです。
IFGFは1980年代アメリカに留学していたインドネシア人の学生たちのムーブメントから始まった比較的若い教会ですが、その後二十数年の間に急成長し、現在は世界各地に3000教会を抱えるまでに広がっています。教会成長というよりは、教会増殖と言った方が良いと思います。
IFGFにはいくつかの目だった特徴があります。一つは上に挙げた世代交代の速さです。「弟子つくり」という言葉は、何度も聞いて来ました。しかし、しばしば、その実践の中で「自立させる」「独立させる」「送り出す」という視点が欠けているように思うのです。これがないと、ゴールのない「弟子つくり」になってしまいます。また、いつまでも自分の下に置いたままでは新しい世代が育ちません。もちろんいっしょに留まって共に働く人々もいるでしょうが、教会は神の国を広げるために置かれているでのですから・・・。一つの教会にとって、働き人を送り出すことは確かに大きなチャレンジですが、送り出されるべき働き人を引き留めてしまっては教会の成長もとどめてしまうと思うのです。
IFGFのもう一つの特徴は、仕事を持っている牧師が半数近くを占めていることにあります。牧師になっても、簡単に仕事を辞めないようにと指導しています。二つの理由があると思います。一つは教会の経済的な負担を減らすためであり、もう一つは、仕事を通して伝道するためです。働きながら伝道する人を英語ではテントメーカー(天幕を作る人)と呼びますが、パウロがそうでしたね。
そして、IFGFのもう一つの特徴は、その教会のあり方が実に多様であるということです。彼らはジャカルタに数千人が集う大きな会堂を持っていますが、支部教会の多くは、ホテルやレストランを借り、また個人の家を開放し、そこに集まって礼拝を持ち、活動しています。そのやり方が実に柔軟なのです。
彼らとの交流を通して、いろいろと教えられ、またずいぶんと教会観が変えられました。
IFGFは1980年代アメリカに留学していたインドネシア人の学生たちのムーブメントから始まった比較的若い教会ですが、その後二十数年の間に急成長し、現在は世界各地に3000教会を抱えるまでに広がっています。教会成長というよりは、教会増殖と言った方が良いと思います。
IFGFにはいくつかの目だった特徴があります。一つは上に挙げた世代交代の速さです。「弟子つくり」という言葉は、何度も聞いて来ました。しかし、しばしば、その実践の中で「自立させる」「独立させる」「送り出す」という視点が欠けているように思うのです。これがないと、ゴールのない「弟子つくり」になってしまいます。また、いつまでも自分の下に置いたままでは新しい世代が育ちません。もちろんいっしょに留まって共に働く人々もいるでしょうが、教会は神の国を広げるために置かれているでのですから・・・。一つの教会にとって、働き人を送り出すことは確かに大きなチャレンジですが、送り出されるべき働き人を引き留めてしまっては教会の成長もとどめてしまうと思うのです。
IFGFのもう一つの特徴は、仕事を持っている牧師が半数近くを占めていることにあります。牧師になっても、簡単に仕事を辞めないようにと指導しています。二つの理由があると思います。一つは教会の経済的な負担を減らすためであり、もう一つは、仕事を通して伝道するためです。働きながら伝道する人を英語ではテントメーカー(天幕を作る人)と呼びますが、パウロがそうでしたね。
そして、IFGFのもう一つの特徴は、その教会のあり方が実に多様であるということです。彼らはジャカルタに数千人が集う大きな会堂を持っていますが、支部教会の多くは、ホテルやレストランを借り、また個人の家を開放し、そこに集まって礼拝を持ち、活動しています。そのやり方が実に柔軟なのです。
彼らとの交流を通して、いろいろと教えられ、またずいぶんと教会観が変えられました。
Edit / 2014.09.27 / Comment: - / Trackback: - / PageTop↑